DIY賃貸


空家の数がすごいことになっています。

日本全国で760万戸

そのうち個人住宅が270万戸
(いずれも平成20年現在でその後増加傾向続く)

理由は色々あるのですが
(例えば家を壊して更地にすると、土地の
固定資産税が6倍になってしまうなど・・・)

他人に貸して家賃を得る場合に、まずリフォーム
する必要があり、先立つリフォーム資金が準備
できないなどの理由で、有効活用されずに老朽化
していく空家が相当数あります。

そこで借主がリフォームできるDIY賃貸を普及
させることで、何とか国民のストック住宅を利用
できないか?という取り組みが始まっています。

私も不動産屋さんですので、何とかこの問題に
取り組んでノウハウを積み上げれば、ビジネス
になる匂いは嗅ぎ取ってはいるものの、いざ
現実となると、相当なトラブルも予見できます。

例えば・・・抵当権の設定がある物件を借りる。

相場の半額の家賃で物件を借りる契約をして
数百万円かけて借主がリフォーム。

ところが一年後に物件は競売で所有者が変更。
新所有者から立ち退きの請求があれば、対抗
できませんので、半年以内に立ち退きです。

しかも付加価値をつけた果実は旧所有者または
抵当権実行者のものとなるのです。
(きれいにした分高く売れた代金は、旧所有者の
懐に入るか、債権者の懐に入る)

賃貸物件を借りた方の損が大きすぎます。
(実質、抵当権のある物件はDIY賃貸に向かない)

また、不動産屋さんの手数料は家賃に連動します
から、相場の半額になり、普通の物件にプラスして
生じる各種調整の手間を考慮すると全く釣り合いません。

皆が安心して取り組める法律の整備が待たれる所です。

DIY賃貸をご検討中の方がいらっしゃいましたら
トラブルになる前に当店に相談してくださいね。

このコラムで度々触れておりますが、書面で何を
約束しても、ひとたびトラブルになれば解決には
大変な労力を要します。

「君子危うきに近寄らず」です。

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